Question |
業者をどこにするか。 地元の業者の方がよいと聞きましたが、 そういう業者の中には突然のことで頭が混乱していて時間もなく、経験もない家の人達に対して「ややぼったくり」をする業者も多いと聞きました。 つまり、そんな状況では正常な判断もできないわけで、「言い値」で支払う客が多いそうで。 そうしたボッタクリ業者には会わないようにしたい。ボッタクリと言わないまでも、やや高め設定の業者でも会わないようにしたい。あくまで相場がよい。 |
Answer |
地元で自営業の葬儀社さんがあれば一番。 大手は対応する人が多いので宣伝費や人件費などの事情もありますから割高になります。 安く上げるには「お金がないので」と言って省略できるものは極力省略する。 葬儀会社もお金がない人に吹っかけても支払ってもらえないと思うのでそれなりのレベルに抑えてくれます。 どこの葬儀屋も大体基本プラン(最低価格)は大差ない。オプションの付け方で価格が結構変わってきます。 事前相談で相見積もりを取って確認すればいいです。いきなり葬儀になってわからないまま葬儀屋の「皆様はこの辺りを選択されます」という言葉で誘導されて決めていくと、思ってた以上に高くついたという実感しか残りません。 それでぼったくられたと思ってしまいます。本当に必要か不要かは慣れていないのでわからないと思いますが、割り切ってオプションは一切要らないと決めて選べば、祭壇費用はどこの葬儀屋でも大差ない。 あと気を付けるのは親族が多い場合の飲食代です。これは結構かかります。 費用を適正価格で、というのであればやっぱり事前相談で3社ほど見積りしてもらうしかないです。 |
Question |
JAって葬式やってくれるんですか? |
Answer |
JAの葬儀部門があればやってくれます。 自前で会館をもっていたり、ほかの会館を借りたり。 |
Question |
親が亡くなった場合、親の資産ってどうやって全部把握するんですか? 家の金庫にお金を入れている両親なんですが、もちろん金庫の番号も知らないし、そこに何行かの銀行口座の通帳やらが入っています。 親の資産がどこにあるのか知りません。 こうした場合、さいごまでわからなかった場合って、その資産って銀行のものになるんですか? |
Answer |
さいごまでわからなかった場合って、その資産って銀行のものになるんですか? → ゆうちょ銀行と、他の銀行で扱いが異なります。 ゆうちょ銀行は、国庫に収納されてその時点で払戻は出来なくなります。 その他の銀行は、正当な権利者であれば何年後でも払戻できます。 取引のある金融機関(銀行・証券会社が分からない場合は、住所地や以前に住んでいた地域の金融機関に、取引の有無を個々に照会します。 保有している可能性のある金融機関を絞り込んで照会します。 全国の全ての金融機関に照会する手間は掛けられませんので、全て把握できる保証はありません。 通帳が必要か? いいえ、通帳もキャッシュカードも不要です。 本人が亡くなったことと、相続人であることが確認できれば、照会に対応して貰えます。 銀行の口座がストップされる前に出金? NG行為です。 銀行は、新聞のお悔やみ欄等に掲載された場合などに口座を凍結しますが、通常は相続人等からの連絡で凍結します。 亡くなった後に引き出したお金は、相続財産です。 保険は通知書で確認できます。 保険は、毎年契約内容の確認書面を通知することが義務付けられているので、保険証券が見当たらなくても、郵送されてくる通知書で確認できます。 不動産は固定資産税の通知書で確認できます。 通知書が見当たらない場合は、市区町村役場で照会できます。 金庫は番号などが分からなくても、業者に依頼すれば開けてくれます。 金庫の番号は生前に聞いておいたほうがよい。 また、税理士に遺産分割をお願いするのも手です。弁護士や司法書士、相続に強い税理士などに 依頼すれば全部やってくれると思います。 相続人が相続人である証明書を持参し口座や定期など名義人の全てを調べてもらいます。 通帳が1冊でも手元にあれば話は早いですが、全ての通帳が手元に無いと解約手続きができない銀行もあります。 銀行によっては地元新聞のお悔やみなどに掲載された時点で口座凍結する銀行もあるので、できれば生前に引き継ぎされた方が出金がスムーズです。 金庫の番号、加入している保険なども元気なうちに誰かが引き継ぎしておくことです。 たくさん貯金があって家族が知らないまま何十年か一定期間が過ぎると国のお金になってしまいます。 通帳の入出金で大体の取引や契約が判ります。 まあ、親御さんが亡くなる前に聞いておくべきでしょう。 現金・証券などの金融資産は、聞かないとわからないと思います。 預金は本人が亡くなった事を銀行が知った時点で、相続が終わるまで凍結されます。凍結されたまま10年放置していれば休眠預金になってしまう可能性がありますのでご注意ください。もちろんその前に連絡は来るはずです。 不動産があるとすれば、親御さんが固定資産税を払っているはずなので、役所に死亡届を出した時点で色々教えてもらえます(もちろん役所は税金を取りっぱぐれないようにするためです)。 不動産がある場合にはそれも相続となると、まずは税理士さんに相談して、やるべきことを順番にやっていかないと、10か月後んお相続税の支払いに間に合いません。 親の資産を調べる前に相続人情報(戸籍謄本など)がないと問い合わせができませんから、市役所と税理士にすぐに相談しました。 金銭以外の資産...土地や家屋などは市役所に行けば書類の発行をしてくれますので、そこは特に深く考える必要はありませんが、どこにどんな土地や家屋があるのか把握しておくといいですよ。 相続に関する法律で、期間内に相続手続きをし名義変更しないと罰則が課せられるようになりました。 |
Question |
故人の銀行口座から葬式代をおろしたりするのに、銀行に電話する際 「亡くなったからお金を下ろしたい」と言ってはいけないそうです。理由は、亡くなった人の口座は即停止されてしまうから、だそうです。
では、何と言えば良いんですか? また、葬式代って故人の口座から出してはいけないんですか?あらかじめお金を引き出しておいて準備しておけってことですかね?つまり、亡くなってからお金を下ろすのはダメだと。
そういう場合、口座がストップされてしまうわけですが、 その口座ってどうやって遺産相続するんですか?
|
Answer |
故人の戸籍や代表相続人の戸籍など必用書類を提出して、解約、代表相続人に移すことになります。 葬式代を下ろすにはキャッシュカードを使うしかないです。1日当たりの払戻限度額があるので2、3日かかるかもしれません。 最初の質問言わなければ良いだけです。広報誌などにも載せません。基本的には亡くなる前にカードと暗証番号を確保しておく。通帳も記帳しておく。 兄弟に配偶者が居てその配偶者がお金に汚い場合は揉めるでしょうし、親の兄弟が多い場合は叔父叔母が突いて来る可能性はあります。こんな奴らは終わった後に一切の連絡を取らない様にします。 相続においては司法書士にお願いすれば隠し口座を含め全て現金化して貰えます。依頼する場合には不動産や証券などまとめて依頼すると若干安くなると思います。 そもそもの話、銀行の口座ってのは契約者以外は出し入れしちゃダメっていう契約で開設してるんだよ。キャッシュカードでおろせるのは委託を受けているからという暗黙の了解があるから黙認されてるだけ。 でも契約者が死ねば委託もできないんで出し入れできない口座=凍結口座とされちゃうわけ。 逆に言えば、契約者が死んだことを銀行が把握しなければ口座は凍結されず、ATMでの引き出しは引き続き行えるって話。 人が死ぬと、その人の権利や義務は相続人が共有で承継する形になる。一部の権利者が他の権利者の許可を得ずにお金を引き出すのはまずいでしょ。だけど相続人が全員で「この口座のお金はこのようにします」って決めてそれを銀行に伝えれば口座を解約して決めたとおりにしてくれる。これが相続手続き。 相続人が1人しかいない場合、 例えば父が亡くなり母はすでにいなくて兄弟姉妹もいない場合なんかだと「ほかの相続人」がいないので話し合いも不要になる。ただその場合、本当にその人しか相続人がいないかを示すために(複数いる場合でも同じだけど)亡くなられた方の産まれてから亡くなるまでの戸籍謄本などを示す必要がある。 >また、葬式代って故人の口座から出してはいけないんですか? 実は、葬儀代としてなら凍結されていても口座のお金の一部を引き出すことは可能です。面倒ですけどね。 でも、キャッシュカードを預かっていなかったり凍結されたけど手持ちのお金では葬式が出せないような場合は窓口で相談してみる価値はあるでしょう。自分ならそんな面倒なことはせず、全部自分で払っておいてあとからその分をもらうようにしますけどね。 死亡後でもATMで暗証番号を知っていれば名義人以外でも自由に預金を出せる。 銀行の窓口で引き出すには「本人+登録印」じゃないと引き出せない。 銀行預金は本人死亡後は、遺産相続として引き出すことになるが、これは戸籍謄本など提出して日数もかかる。 葬儀代金としては故人の預金をATMで引き出すか、喪主などが負担しておいてあとの遺産相続で清算するかなどの方法になると思う。 故人の口座のお金は、相続人全員の共有財産です だから、銀行は、相続人の一人が、勝手におろすことがない様に、死亡を知ったところで凍結処置をとります 暗証番号を知っている家族がいたら、カードでおろすことはありますが、一般的には、喪主が立て替えて払い、あとから返してもらうというのが多いです @銀行口座の凍結 銀行に死亡を告げると口座が凍結されます 理由は相続人全員に権利がありますが 銀行には相続人が誰かということが把握できないので 財産の保全の為に凍結するわけです A凍結解除 故人の生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本で 相続人が誰かというのがわかるので必須になります 記載されている法定相続人全員の遺産分割書があるとか 法定相続人全員で窓口に行けばすぐに解約できます ですが亡くなってから葬儀までは時間がないので そういった手続きをすることはあまりないです 落ち着いてからするのが一般的です このように凍結されたとしても一定の手続きをすれば 口座を解約して相続することが可能です ・・・ B葬儀費用 一般的には誰かが立て替えておき 後で精算が多いです C『葬式代って故人の口座から出してはいけないんですか?』 相続人全員がどう思っているかです。 故人の口座に残っているお金は遺産になります 遺産は基本的には法定相続で続柄により相続できる割合が 決まっています。 葬式費用は宗教行事なので別に法律でしなくてはいけない というものではありません。なので遺族の意向で葬儀はしているともいえるわけです 例えば相続人の中に葬儀をあげることを反対する人がいて 遺産から葬儀費用を使ったら取り分が減るということで 訴えられたら喪主が費用を負担しないといけない事も あるわけです なので遺産から葬儀費用を出していいかどうかは 相続人全員の了承がとれているかどうかによって 違ってくるわけで。 大抵は故人の口座からおろさなくても誰かしら(喪主とか)が変わりに立て替えておく事が多いと思う。 現金がないならおろすけど、その際銀行にわざわざ何か言わんでも勝手におろせば良いだけ。誰がおろしたかなんて銀行側はわからないんだから。 ただし口座のお金は相続財産であり相続人全員の物ですから勝手に1人でおろすのは良くないです。必ず他の相続人全員に予め伝えて了承を得る必要がある。 名義人が亡くなって凍結された口座は相続人全員の同意書を提出すれば解除されます。 おろせないことはないんですが、手間がかなりかかりますだから、亡くなる前に葬式代だけでも別口座に移したりしないといけない それでも間に合わなければ、相続人の1人が申請を出せば満額ではないですが、150万くらいまでは仮払いできます 亡くなってからバタバタする時間が無いので、事前に用意しておいてもらうか、家族で割って立て替えておき後から相続の分配で相殺したりします 遺産相続はもちろんできます >死亡後でもATMで暗証番号を知っていれば名義人以外でも自由に預金を出せる。 これって違法ですか? 違法ではありません。 ただし、後日に遺産相続で問題になる場合があり得ます。 私の場合は、相続でのトラブルはないと思えたので故人の預金はATMで引き出しました。 銀行口座がどこにあるか把握できない場合どうするのでしょうか? 生命保険に加入されていれば、毎年の状況をお知らせする通知が送られてきていると思います。 私はそれをみつけたので、手当たり次第電話して、確認しました。 そうすると銀行や保険会社から相続について、戸籍謄本など相続人であるかどうか確認するための書類返送の封筒や相続について記入用紙などが送られてくるので、それらを送れば、残金や契約内容を教えてくれました。 家や土地ががあれば、登記簿謄本を取って財産の計算は税理士さんにお任せでした。相続税も計算してくれるので、私の場合は弟と2人兄弟でしたから、どう分けるか相談して決めました。 |
Question |
親が亡くなったとします。銀行に亡くなったことが知れると即口座が停止になる。そこで、銀行の口座がストップする前に出金するのが一般的なのでしょうか?みなさんどうしているんですか?
|
Answer |
不正利用や相続争いを防ぐため、 銀行は口座名義人の死亡を確認すると、 口座を凍結します。
基本的に凍結した口座は相続手続きが完了するまで動かせませんが、 2019年の法改正により、 凍結中の口座から葬儀費用を引き出せるようになりました。 親の場合、 相続手続きがスムーズにできれば、 事前に引き出す必要はありません。 揉めると、すぐに出せないかも知れませんが、 口座凍結することで、特定の相続人が使い込むことは防げます。 もう、自立して、自分の家計に影響するわけでないから、 相続手続きをすればいいだけ、 揉めそうなら、 遺言で、遺言執行者がいれば、スムーズにできることも多いけど、 生命保険は受取人の固有財産になるので、 受取人指定されていれば、他の相続人の同意はいらず、 相続税の非課税枠もあるし、 基本、遺産分割しなくてもいいので、 当面の資金の準備としては、生命保険があれば、 預貯金は相続手続きを進めればいいと思います。 あとで、恣意的に預金を動かして、相続税額を少額にした場合、事業主だった人は、税務署はマークしてますので、相続税額を精査されます。 申し出すれば、口座停止後、どうするのか、誰が所有するかの手続きになります。 特に、ゆうちょ銀行は、亡くなった後、長期間、そのまま使えます。 なので、移しておいた方が急な使い道に対応したいなら、おろしておいた方がいいです。 ただ、気をつけなければならないのは、 相続人が複数いる場合で、尚且つ、預金残高が、当座、定期、普通口座と持っていて、 合計額が多額になる場合は、安易に動かすと、相続と相続税の納付をする時に厄介なことになる場合があります。 銀行には、言う必要はありません。 残高を1000円単位にするよう、入金して、全額引き出す。あとは、口座を使用しなければ、1年くらいでカードは使えない状態となります。失効ですね。相続する金額が、計算して4500万円以上資産がなければの話しになります。 >銀行の口座がストップする前に出金するのが一般的なのでしょうか? いいえ。一般的ではありません。 昭和の専業主婦で、子供(=相続人)がたくさんいて、旦那さんが亡くなって口座からお金が引き出せないと買い物ができなくてご飯もつくれない、というような人であれば、急いでお金を引き出しておく必要があったでしょう。 うちの祖母が常々そう言っていて、母もそう思い込まされていましたが、父が亡くなった時にそんな不便は一切ありませんでした。相続手続きは1週間程度で終わりましたし、母は自分の口座を持っていたので生活費に困ることもなかったです。 >みなさんどうしているんですか? 葬儀後、忌引きで休んでいる間に銀行に行き、粛々と相続手続きすればいいだけです。 自分が死ぬ前に、どこの銀行に口座をもっているかや毎月の引き落としがどこか、クレジットカードは何を持っているか等を一覧表にしておけば、遺族も焦ることはないでしょう。そもそも銀行は届け出がない限り、亡くなったことを知りようがありません。 ごく一部の有名人を除き、勝手に止まることは基本的にありません。 したがって特に何もしない人が大半です。 相続人が複数いる場合、だれかが勝手に引き出すと、後で相続で揉める可能性が非常に高いので、基本的には避けます。 葬儀費用や残された配偶者の当面の生活費など、使い道が明確な支払いなら、それを示す書類をきちんと残しておきます。一般的な対応は無いです。 口座凍結前に出金する人もいますけど、相続人間のトラブルになる可能性もあるのできちんと相続手続きをする人もいます。 まとまった預金がある人なら、きちんと相続手続きをしている人が多いかと思います。 |
Question |
税理士ってネットで探すと高い気がします。そんなことないですか? 自治体とかで紹介している税理士のほうが安い気がします。どうなんでしょうか? 遺産相続手続きがわからないので、税理士にお願いしたいのですが、税理士の選び方を教えて下さい。 |
Answer |
>税理士ってネットで探すと高い気がします。そんなことないですか? それは無いと思う。 >自治体とかで紹介している税理士のほうが安い気がします。どうなんでしょうか? 自治体で紹介しているという話は初めて聞いたがホントの話? >どこも一緒ですか? 事務所ごとに違う。 ただし、遺産額の0.7%〜1.0%程度が相場と言われている。 >遺産相続手続きわからないので、税理士にお願いしたいのですが、税理士の選び方を教えて下さい。 税理士会支部で開催されている無料納税相談に行ってみて、そこで担当してくれた税理士が良さげなら依頼する。 または、税理士事務所に有料(1時間5,000円〜10,000円)税務相談に行って、良さげなら依頼する。 地元の税理士会に電話して 貴方の要望を伝えて2〜3人紹介して貰って その中から選ぶのが一般的です。 税理士会以外は税理士の紹介はしていません。税理士の報酬は差が大きいですね。 一般家庭の相続程度ではどの事務所に頼んでも同じだと思うので 片っ端から電話をかけて遺産総額を言って報酬の安い所に頼んだらいいと思います。 |
Question |
親が亡くなった場合、宗派がわからない場合どうするんですか?葬儀屋が全部手配してくれるんですか? うちの親の場合次男で、長男に墓をあげてしまいました。そこで、長男が葬式を挙げる場合は、そのお寺の住職さんに来てもらうことになります。
しかし、次男である場合、お墓をあげてしまったので、宗派もくそもないんです。うちはまだお墓も買ってないし、宗派もない。
そんなとき、コロナでぽっくり亡くなってしまったらどうすればいいんですか?
親が亡くなった場合、宗派がわからない場合どうするんですか?葬儀屋が全部手配してくれるんですか?
|
Answer |
墓を継承しなかったのなら、メリットしかないでしょう。 墓を継承すると、寺との付き合い、墓の管理費などが発生します。 毎年、一定額は支払いしているんです。 何もないなら、自由に葬儀のやり方を選べる。神式でやっても、無宗教でやっても、キリスト教式だってやれます。 選択の自由があるんです。 すばらしいことじゃないのか? 葬式の手配は、任せることもできます。 今は、生前見積もりする時代です。 早く色々な葬儀屋に行って、見積もりしてもらえばいいです。 プランを作ってもらえばいいのです。 予算重視なのか?内容重視か?決めればいいでしょう。お好きにどうぞ♪です。 人が死亡した時の義務は、死亡届の提出と火葬だけです。 火葬後の収骨も義務ではありません。したがって墓も不要、趣味の物です。 ましてや坊主のお経などは、宴会の余興レベルの行事です。 以下基礎知識。 何で葬儀に坊主がくるの? 江戸時代の檀家制度の名残です。キリシタン弾圧などが目的でした。制度は明治に廃止されています。現代では、葬儀に坊主は不要です。 でも寺に墓があったりすると、そこの坊主がしつこいのです。 旧・統一教会2世が苦しんでいるのと同じ状況です。 だから「墓じまい」が進んでいるのです。 寺の墓や坊主に縛られないあなたは、幸せ者です♪こう考えて下さい。長男さん→既に檀家だからその寺院に依頼するしか選択肢が無い。次男さん→別世帯だから本家寺院の檀信徒では無い。つまりどの様に葬儀するかを自由に選べる。仏教以外でも良い。 仏式でやりたいなら、方法はいくつかあります。 @長男さんと同じ寺院へ依頼してみる。檀家の親族ですから、仮に遠方でも頼めば来てくれる事もあります。どうしても住職自身が都合悪ければ同じ宗派の仲間や弟子が来ます。元請けをその寺院にするだけです。その場合戒名や法名も一般的には元請けがつけます。この場合その寺院の檀家になります。 A葬儀社やネット系から紹介してもらう。 葬儀打合せ時に希望宗派を伝えて紹介してもらいます。この場合葬儀社と密接な関係にある特定寺院になります。ネット系(小さなお葬式等)に葬儀依頼するならやはり寺院紹介はあります。各宗派の紹介が有り、全て同じ布施額ですからその点は安心です。どちらで依頼するにせよ、もし檀家になりたくは無いのなら「檀家にはならないが葬儀だけ依頼したい」と言えばそれが通用する僧侶を紹介してきます。 基本的に葬儀のみの依頼は増えてますし、それ以降の法要等について検討したいなら檀家にはならない方が良いです。 B自分で依頼する。例えば近所やネット情報で、この寺院に頼みたい。という寺院があるなら直接連絡して依頼する事もできます。間に誰も入りませんから紹介手数料等も無いですし、寺院側からすれば檀信徒が増える訳だからありがたい話です。 葬儀社へ葬儀を依頼する事と、寺院はどこへ依頼するかは別です。 顧客が依頼する寺院に合わせて葬儀の段取りをするのも葬儀社の仕事です。 お墓について無いなら、まずは形態から検討です。これは考える時間があるのでゆっくり探して見つかるまでは御遺骨は自宅安置すれば良いだけです。 @個別にお参りできる墓石を建てる。 A合祀墓や納骨堂等で永代供養する。 B樹木葬や海洋散骨等の自然葬にする。 C手元供養する。 宗派がわからないって事はない。日本人ならご先祖さまからもらった宗派があります。途中で破門されたり、ご先祖さまからもらった宗派を捨てた人は別ですがほとんどの日本人は仏教です。 父親の兄の長男が後継で本家ですから、長男に宗派を聞けば教えてくれます。 家紋も分家である貴方の家系と同じになるので家紋も聞いておけば良いです。 それと、次男以下女性も結婚すれば親と同じ墓にははいりません。お墓は長男が継ぐ事が一般的な日本の風習です。長男のみが親と同じ墓に入ります。 それとお墓をあげたとは言いません、次男以下なれば自分でお墓は建てます。 うちの父も5男でしたので父親が亡くなった際にお墓は建てました。 葬儀屋には宗派を伝えればその宗派の葬式をしてくれます。 お父さんの親戚に聞く、お兄さんの直系の子孫が知っています。お墓を継いだお父さんの兄の直系の子孫に聞くのが1番です。貴方の従兄弟やおじさんに当たる人です。 くれぐれもお墓をあげたは言わない方がいいです。お墓は長男が本家筋が継承するのが一般的ですから次男以下は自分で建てます。最初からもらえません。 あげたなど言えばトラブルの元になりますからね。気をつけてね。 本家筋長男と分家次男以下の違いは知っておいた方が恥をかきませんし、トラブルも防げます。 宗派や家紋は本家の長男筋から分けてもらえるのが一般的です。 お墓が無くても同じ宗派でやりたいなら葬儀屋さんにそう伝えれば手配してくれますよ。 無宗教でやられる方もいるでしょう。 一番いいのは親が元気なうちにどうしたいのか聞いておくことです。それはお父様にどうされたいのか聞かれるのが現実的だと思います。 ご両親様があなたに要らん心配をさせない様に終活をされるべきだと思います。 「お父さんあってはならんことだけど葬式はどんな形でやってもらいたいの」 と聞いて下さい。 お二人とも住まいが近いのなら同じお寺で上げてもらうのがいいと思います。 或いは、近くの同宗派にお願いするか、永代供養してもらえるようなところ(長男と同じ寺でそれができるかどうかも確認)、あるいは霊園、あなたのおうちのスタイルは全て散骨、または樹木葬するとか、など選択肢は様々です。 早い内にスタイルを決めてお探しになった方がいいとは思います。 あなたが跡継ぎの場合、お墓の管理などの事も考えて慎重に決めてください。 特に決まっていないまま葬儀をする羽目になった場合、一時的に葬儀社からお坊様の手配をしてくれたりはあると思います。 お墓がないから、宗派は関係ないというわけではありません。長男さんのところと同じ住職に来てもらえばいいと思います。または長男さんのところに宗派を確認し、同じ宗派のお寺様を葬儀屋に紹介してもらえばいいのではないでしょうか? |
Question |
親が亡くなった場合、親の銀行口座がどこにあるか把握できない場合どうするのでしょうか?
最終的にわからない場合は国庫と聞きましたが、そうなる前にどこまでやってくれるんですか?国庫になるまえに。
@銀行側が長期間利用されていない旨の葉書を登録住所に送付する ↓ A受取人が亡くなっていたため、郵便局に戻される ↓ B銀行側が自治体に連絡する ↓ C自治体が肉親の住所を調べる ↓ D離れたところに住む息子に、親の銀行口座があることが知らされる という流れってあるんですか?そこまでやってくれないような気もしています。 |
Answer |
休眠預金となったら(10年間利用がなかったら)銀行は登録住所に郵送で通知をしてくれます。なにかを「やってくれる」のはそこまでです。 マイナンバーと銀行口座を紐づけておけば、マイナンバーだけですべての銀行口座が簡単に把握できます。 あらかじめ一つの銀行で手続きすれば、他の口座を紐づけることも可能です。 Aから怪しいです宛先不明の郵便物ということで、差し出し人の金融機関に戻されて終わりです被相続人から伝えられていなければ、自身が問い合わせをするしかありません親が亡くなった場合、親の銀行口座がどこにあるか把握できない場合どうするのでしょうか? 親の戸籍とあなたの関係がわかるものを持って、金融機関を回るしかありません。 最終的にわからない場合は国庫と聞きましたが、そうなる前にどこまでやってくれるんですか?国庫になるまえに。 手紙を送ってきて終わりです。 残念ながらそういった方法で把握することは出来ません。銀行は口座の最終利用から何も利用がないまま10年経過しないと、口座の名義人の住所に送付しませんから。さらに銀行は名義人が死亡したかどうかなど知らず名義人と連絡も取れないので、口座は休眠口座となり国のお金になります。ですから遺品を徹底的に探し通帳やキャッシュカード、または利用明細や年金の受取銀行や給料の振込や公共料金の引き落としなどから銀行を探さなければなりません。それでも見つからない場合は亡くなった方の地域の銀行に行って事情を説明し、本人の死亡届と身内である証拠の身分証明を見せなければ口座があるかどうか教えてくれません。 |
どんなに覚悟をしていても、別れは急なものです。慌ただしい中、喪主または葬儀責任者は葬儀一連の手配をしなくてはなりません。 まずは大まかな流れを理解しておくだけでも、落ち着いて対処する助けになります。準備・手配すべきことは非常に多いですが、葬儀社のサポートもあるのであまり気負いすぎずに対応しましょう。
葬儀の流れの続きとして、初七日と忌明け(四十九日)の法要、納骨を行います。
葬儀一連の流れは以上ですが、このほかにも、さまざまな書類上の手続きや相続の手続きが発生します。チェックリストなどを活用し、漏れのないようにしましょう。
葬儀と言えば、親族の他に友人や知人、会社の関係者など、故人との関係のある多くの方を招いて盛大に執り行うものでした。しかし、近年では葬儀の多様化が進み、家族葬や直葬などの新しい葬儀の形も生まれています。
今回は、そんな多様化する葬儀について、手順や準備などを一連の流れで紹介していきます。 なお、ここで紹介する葬儀は仏式となります。
従来は人が亡くなると、親戚や友人・知人、会社等の関係者に知らせて、盛大な葬儀・告別式を行うことが大半を占めていました。これは、「できる限り大勢で故人を見送るのが残された人の務めだ」とする考え方が一般的だったためです。
しかし、近年では葬儀に対する考え方にも多様化が進んでいます。少人数で執り行う家族葬や、通夜を省略した一日葬儀、故人の生前の想いから葬儀等は執り行わないなど、葬儀に対する考え方は異なります。
ここでは、主な葬儀の種類や目安となる費用について紹介していきます。
葬儀 | 特徴 | 費用相場 |
---|---|---|
家族葬 | 親しい友人や知人のみを参列者として招く、小規模な葬儀スタイル。一般葬儀と同様に、通夜や告別式も行う場合がほとんど。 | 100万円 |
一般葬 | 身内に限らず、生前に親交のあった友人や知人、会社の関係者など、さまざまな立場の方を招くスタイルの葬儀。一般的には、通夜と告別式も行う。 | 150万円 |
一日葬 | 告別式から火葬までを行う葬儀。通夜は行わないため、葬儀にかかわる日数が1日でだけで、費用についても比較的安価となる。 | 50万円 |
直葬 | 火葬式とも呼ばれ、火葬のみを行う葬儀。通夜や葬儀、告別式など、宗教的な弔いは行わず、を行わず、必要最低限の葬儀となる。 | 30万円 |
社葬 | 企業が主体となって行う葬儀。企業の会長や社長、その企業で多大なる功績を遺した故人に対して行われる。遺族や親族 | 300万〜1000万円 |
区民葬・市民葬 | 葬儀社が自治体と提携して行われる葬儀。故人がその自治体に住んでいた、もしくは喪主が住んでいる場合などに活用することができ、比較的安価となる。 | 50万円 |
関連記事
葬儀を執り行うまでには、さまざまな準備や手続きが必要となります。
ここでは、故人が亡くなってからすぐに行う必要のある手続き等を紹介していきます。
ポイント
・病院や葬儀社、菩提樹の僧侶への支払いなどで現金が必要!
・葬儀する場所を早めに決めておくとスムーズ!
まずは、故人の臨終に立ち会うことができなかった家族や近親者、故人と仲が良かった友人や知人に、故人の死亡を知らせる必要があります。故人がエンディングノートなどを用意している場合は、それを参考にしながら誰に伝えるかを判断しましょう。
訃報の連絡手段は、伝える相手によっても異なるかと思いますが、基本的には電話で伝えます。また、一度に全ての人に訃報を伝えることは難しいため、死亡したことをすぐに知らせる必要がある人と通夜や葬儀の日程等の詳細が決まってから知らせる人に分けて連絡するとよいでしょう。
基本的に訃報の連絡者は喪主となりますが、葬儀の準備等の負担もあるため、喪主の他にも代表者を2名程度決めて、手分けして連絡することが一般的です。また、菩提寺の僧侶など葬儀でお世話になる宗教者へも早めに連絡しておくと、葬儀の日時などもスムーズに決めることができます。
故人が亡くなると、医師から「死亡診断書」を受け取ることができます。死亡診断書の半分は「死亡届」になっており、その死亡届を故人の死亡後7日以内に役所に提出する義務があります。また、死亡届を役所へ提出しなければ、葬儀後の火葬時に必要な「死体火葬許可証」が交付されません。死亡届はできる限り早く役所へ提出するようにしましょう。なお、たいていの葬儀社は死亡届の提出の代行も行っていますので、葬儀社へ確認しましょう。
故人が息を引き取った後は「死化粧」や「末期(まつご)の水」を行います。死化粧とは、葬儀にあたって故人の身だしなみを整えたり、化粧を施すことをいいます。末期の水は亡くなった方の口に水を含ませる、仏教の大事な儀式とされています。その由来は諸説ありますが、故人に安らかに旅立ってほしいという願いを込めるために生まれた儀式とされています。これらの儀式は、ご遺体を自宅もしくは葬祭場に移動させてから、遺族が葬儀社とともに行うことがほとんどです。
故人の遺体の搬送や引き取りが終わった後は、通夜や葬儀の打ち合わせを行います。葬儀の方針から日程など、重要な打ち合わせとなるので、きちんと準備を進めましょう。
葬儀を執り行う際、葬儀の主催者である「喪主」と喪主のサポート役となる「世話役」を決める必要があります。喪主は、故人との関係が深い配偶者や子どもが務めますが、世話役は故人の友人や子どもの友人、信頼できる会社の同僚や近所の方など、故人や遺族の事情に詳しい方であれば、誰が務めてもかまいません。
なお、葬儀ではさまざまな準備が必要となるため、喪主を支える世話役は重要な役目となります。世話役は主に会計や受付、車両手配など葬儀の実務を引き受けることになります。場合によっては、複数人に世話役はお願いすることもありますが、その際は世話役の代表者1名を決めておくと、葬儀の進行もスムーズになります。
葬儀の方針を決める
遺族は葬儀の大まか方針を決める必要があります。葬儀の宗教的な形式は当然のこと、一般葬や家族葬などの葬儀の規模や予算、通夜や葬儀の場所など、葬儀社との打ち合わせ前に遺族で話し合うようにしましょう。その際、故人のエンディングノートがあれば、それを参考にして方針を決めるとよいでしょう。
【遺族側で決めておきたいこと】
現代において、通夜や葬儀を執り行う場所は葬儀場がほとんどです。しかし、昔は自宅で執り行うことが一般的であり、もちろん今でも自宅も選択肢の一つとして挙げられます。
また、依頼する葬儀社は生前から検討しておき、遺体搬送時に決まっていれば、葬儀の準備がよりスムーズになります。とはいえ、不測な事態である場合など、全く検討がつかないこともあるはずです。その場合は希望の葬儀が可能で、対応の良い3社くらいを見積もって決めると安心して葬儀を執り行うことができます。
葬儀者が決まれば、次に葬儀社と葬儀日程を打ち合わせします。 以下、葬儀日程の一般的なパターンとなります。
例1 | 例2 | |
死亡の当日 | 身内のみで通夜 | 弔問客を招いた本通夜 |
2日目 | 弔問客を招いた本通夜 | 葬儀・告別式・火葬 |
3日目 | 葬儀・告別式・火葬 | ― |
ただし、首都圏では火葬場待ちで3〜4日空くことが多く、死亡してから2日目に通夜、3日目に葬儀を行うという上記の葬儀日程通りに進まない場合もあります。近年はご遺体のご安置施設が増えたり、保全技術が向上したこともあり、故人とのお別れの時間をしっかりとるためにあえてゆとりのある日程を組む方もいます。
葬儀の規模によっても日程は異なるため、まずは葬儀社に見積もりプランを立ててもらい、葬儀の方針を決めるとよいでしょう。なお、一般的に葬儀のお日柄として「友引」は避ける傾向があります。これは友引に「友を引く」という意味があり、縁起が悪いとされるためです。こうした習わしから、友引の日を休場日とする火葬場も多いです。
以下は葬儀社が行う仕事の例となります。
■葬儀社が行ってくれる仕事例
葬儀社が決まると、葬儀社の担当者はスムーズな進行のためにさまざまなアドバイスやするべきことを教えてくれます。故人を亡くした悲しみの中で混乱している喪主や親族の方にとって、葬儀社は強い味方になってくれるはずです。
葬儀社との打ち合わせを行い、葬儀日程が決まれば、次は通夜の準備に入ります。
通夜の準備では、その告知から返礼品や会葬礼状の手配などが必要です。
まずは通夜の告知を行います。葬儀場や日程を親族や友人、職場の人などに告知しましょう。
なお、訃報では電話の連絡手段が一般的でしたが、告知に関してはメールやファックスで伝えることが多いようです。ファックスで告知する場合は、葬儀社がファックスの訃報書式を作成してくるので、葬儀社へ確認しましょう。
通夜や葬儀等に参列してくれた方に対するお礼として、返礼品や会葬礼状を手渡しするのが礼儀です。そのため、返礼品や会葬礼状の手配も必要となります。多くの場合は葬儀社が準備してくれて、会葬御礼品(参列いただいたお礼)で500〜1000円、香典返し(香典に対する返礼品)は3000円〜4000円が相場となります。なお、予想以上の弔問客が参列する可能性も考慮に入れて、余った分は返品対応してくれる葬儀社もあるので、打ち合わせの際に確認しておきましょう。
また、僧侶へのお礼も準備しておきましょう。僧侶に渡すお礼は、参列者に渡すものと同じ品物で問題ありません。
ここでは、通夜の一般的な流れを紹介していきます。
通夜の基本的な流れ
喪主の挨拶後に行われる「通夜ぶるまい」とは、通夜の後に行われる会食をさします。通夜の弔問客への感謝の意を示すための会食であり、故人との思い出を語る場を提供しています。
従来の習わしでは精進料理を用意して夜更けまでの酒宴のようになることも多かったが、最近では1~2時間程度と簡易的になっています。
通夜を執り行うまでの間に、並行して葬儀の準備も進める必要があります。
以下は、葬儀前にチェックしておきたい項目となります。この項目をもとに、葬儀の準備を進めていきましょう。
葬儀前にチェックしたいこと
関連記事
葬儀における心づけとは、霊柩車やマイクロバスの運転手、葬儀場や火葬場の係員などへ、お礼の気持ちとして渡すお金のことです。心づけは義務ではありませんが、昔から冠婚葬祭の関係者へ渡す習わしがありました。しかし、今は公営の火葬場のすべての職員、関係者が心づけの受け取りを禁止されています。また、民間の火葬場も最近は心づけを受け取らないようになりました。
強いて言えば、喪主自身で依頼した受付係、会計係、案内係、駐車場係などがいる場合にのみ心づけを用意することがあります。その場合の金額は2000円〜5000円程度が相場です。
ここでは、葬儀・告別式の進行について紹介していきます。なお、現代では葬儀と告別式は同時進行で行われることがほんとです。しかし、本来はそれぞれの意味合いは異なり、葬儀は宗教的な儀式である一方、告別式は故人との最期の別れの式典とされています。
以下では、葬儀と告別式の進行例となります。
一般的な葬儀は、参列者の入場・着席から始まり、僧侶による読経・引導や弔辞・弔電の紹介、焼香などが行われます。以下は、葬儀の基本的な流れを示しています。
葬儀の基本的な流れ
葬儀の閉式の辞を終えた後、そのまま告別式へうつるケースもあれば、一旦僧侶が退堂して休憩を挟むケースもあります。
一般的な告別式は、以下のような流れで進行されます。
告別式の基本的な流れ
告別式の終了後は、祭壇に供えられた花などを遺体の周りに飾るなどして、故人との最期の対面となります。その後、火葬場への出棺の手続きにうつります。多くの場合、火葬場と葬儀場は違う場所にあるため、喪主と遺族代表者は遺体と一緒に遺影を持って、火葬場まで霊柩車で向かうことになります。また、弔問客は手配したマイクロバスなどに乗って向かいます。
火葬場へ到着後は、火葬・遺骨迎え・精進落としを行います。 それぞれの手順について、紹介していきます。
火葬場へ到着したら、まずは火葬場の係員へ火葬許可証を渡し、火葬へとうつります。火葬には1時間程度かかるため、その間は休憩室で待機することになります。待機中は軽食や飲み物等の手配することもできます。
お骨上げとは、遺骨を箸で拾い上げ、骨壺へ収めることです。一般的には喪主から始め、その後は故人との関係の深い人から順に行います。なお、遺骨は足から腕、腰、背骨、頭蓋骨の順で収めていきます。これは骨壺の中の状態が生きている人間と同じようにするためです。ただし、地域によって遺骨を収める順番が異なる可能性もあるため、係員の指示に従うようにしましょう。
故人の遺骨を収めた骨壺はすぐにお墓へ埋葬するのではなく、自宅へ迎え入れて安置します。これを「遺骨迎え」といいます。一般的には四十九日を迎えるまでは、自宅に遺骨、位牌、遺影を安置することになります。遺骨迎えを行う際は、葬儀社が自宅用の小さな祭壇(後飾り)を用意してくれます。
精進落としとは、一般的に初七日法要後に行われる会食をさします。近年では葬儀の当日に初七日法要を行う場合も増えているため、葬儀後の会食を精進落としとすることも多くなっています。なお、現代における精進落としは僧侶をねぎらう意味合いを持ち、また親族や故人が生前にお世話になった方を招くことが一般的になっています。
葬儀後には、葬儀への支払いや寺院へのお礼、香典返し・忌明けの挨拶など、いくつかの事務処理を行う必要があります。以下が葬儀後の事務処理の例です。
【葬儀後の事務処理】
こうした葬儀の事務処理を終え、最後は骨壷をお墓に埋葬する「納骨」を行うことになります。納骨は通常は四十九日もしくは一回忌に行うのが一般的です。この納骨までが、葬儀の一連の流れとなります。