世界一わかりやすいインデックス投資入門
さて、投資を始めたい。NISAもやってみたい。でも、何に投資すりゃいいの?
ここでは、何に投資すれば良いのかを考察していきます。
S&P SPIVAレポートの分析によると、米国内のアクティブ運用型株式ファンドの88.4%は、過去15年間で運用結果で市場平均を上回れなかった。
過去5年間では、大型株ファンドの80%以上がS&P500指数を下回った。
そうしたファンドの運用マネージャーは名門大学出身者も多く、株式市場平均を上回るパフォーマンスを出すために勤務時間のすべてを費やしている。
投資のプロでも、ほとんどが株式市場に勝てない。だから、一般の個人投資家がそれ以上の結果を出せるとは考えにくい。
(結論)だから、S&P500などのインデックスファンドを素直に買っておけばよいのである。
このサイトでは、数あるインデックスファンドの中で何を買えば良いのか?また、そもそも投資の知識が無い初心者の方のために、
わかりやすく順に解説をしていくサイトです。
そして、その中で、「インデックス投資すりゃいいのはわかったけど、たくさんありすぎ。どれ買えばいいの?」について考察していきます。
閑話休題(ガチホ最強の理由) |
しかし、なぜこのようなことが起こるのか? それはプロの多くが市場を予測できていないからである。 コインのトスをして、表か裏に賭けるゲームをするとする。 売ったり買ったりを繰り返している投資家は、1/2の確率に賭けているだけになる。 多少予想が当たったとしても、その分少し増えるだけだ。 一方で、インデックス投資をしている素人は、買って放置。コレはすなわち、 前者よりもはるかに多くの回数をすべて表に賭け続けているようなものだ。 これは、市場が長期的に上がっている相場であるならば、常に勝ち続けているようなものだ。 だから、上がる相場ではガチホが最強なのである。 ガチホとは表が出やすいゲームで表だけに非常に多く賭け続けることと同じだ。 これに勝つには、よほど市場を予想できるプロでないと難しい。 勝てていないということは、常に賭け続けている人に対して、休憩を入れているようなものなのだ。 だから、勝てるわけがない。 ガチホとは、賭け続けることと同じである。つまり、ガチホとは何もしていないのではなく、常に活発に安全に賭け続けているのと同じことだ。だからガチホが最強なのである。 さらに、相場は上がり続けているのだから、暴落しても戻るということだ。つまり、暴落しても必ず戻るのだから、暴落したときこそ買いだということがわかる。 相場が上がり続けるということは、一部の強い企業がさらに強くなり、弱い企業は潰れていくということだ。 つまり、相場の世界でも自然界の摂理である、「長いものには巻かれろ」の原則が成り立つわけである。 だから、ウォーレン・バフェットが考える、「最も賢明な株式投資」はインデックスファンドだ。初心者でもプロに勝てる手法である。 バフェットはインデックスファンドの生みの親であるバンガードが、シンプルかつ低コストで、しかも実りが多いという理由で特に気に入っている。 |
■基礎用語説明 |
さて、ファンドとは、投資家から募った資金をひとつにまとめて収益を還元する仕組みのことです。 インデックスとは索引のことです。投資における「インデックス」とは、市場の動きを示す指数のことです。 指数とはある計算式を元に算出する値のことです。 そして、指数とは株価指数のことです。 ある計算式と書きましたが、計算式は1通りではありません。 株価指数とは、株式市場全体の値動きをあらわす指標のことです。具体的には、複数銘柄の株価を 一定の計算式で総合的に数値化したもので、投資家が相場を確認するための「ものさし」です。 ですので、 インデックス投資とは指数に連動する運用成果を目指す投資方法のことです。 日経225やTOPIXなどの指数と連動した運用方法を目指しています。 日本の代表的な株価指数には、日経平均株価(日経225)、東証株価指数(TOPIX)が挙げられます。 米国では、NYダウ、S&P500、ナスダック総合指数等が代表的です。 |
株価指数との連動を目指す投資信託には「インデックスファンド」という投資方法があります。投資先は、日経平均株価・TOPIX・S&P500等、さまざまな種類が存在します。市場全体にバランスよく分散投資ができるため、投資に慣れていない初心者にもわかりやすい投資方法です。
そして、このサイトでは、インデックス投資をオススメしています。
以下では、株価指数との連動を目指す投資信託「インデックスファンド」の特徴を解説します。
インデックスファンドは、対象の指数と同様の値動きを目指す投資方法のため、価格の変動がわかりやすいことが特徴です。
株価指数が上がればインデックスファンドも上昇し、下落すれば同じくらいの値が下がるといった、シンプルな仕組みになっています。初心者の場合でも、始めやすい投資方法といえるでしょう。
投資信託は一般的に、購入時手数料や信託報酬等のコストがかかります。その点インデックスファンドは、株価指数と連動した値動きで取引を進めるため、運用における銘柄の調査費用等の手数料が抑えられるメリットがあります。
購入時手数料が0円の商品も存在しており、インデックスファンドであれば、毎月の負担を抑えながら中長期的な資産形成が目指せるでしょう。
インデックスファンドは、ファンドが対象とする複数銘柄で構成されるため、1本購入するだけで、複数の銘柄に投資が可能です。市場全体に分散投資が可能な仕組みであり、損失リスクが抑えられるメリットがあります。
例えば、日経平均株価に連動するインデックスファンドの場合、1本購入すれば、225銘柄全体に分散して投資可能です。また、1本1万円前後から投資できるため、初めての投資で不安な方も負担のない金額から始められるでしょう。
■ETFと投資信託の違いは?
ETF(上場投資信託)と投資信託の違いです。つまり上場しているかしていないかの違いです。
そして、このサイトでは手数料の安いETFをオススメしています。
■ETFとは |
ETF(上場投資信託)は、証券会社ではなく、主に投資信託会社や資産運用会社が設定・運用している金融商品です。東京証券取引所(東証)は、ETFの取引の場を提供する取引所であり、ETFそのものを作成するわけではありません。 ETFの仕組み
主要な役割
まとめETFは投資信託会社や資産運用会社が設定・運用する商品であり、証券取引所(例えば、東京証券取引所)はそれらのETFを上場し、投資家が取引できる場を提供します。証券会社は、投資家がその取引所でETFを売買するための仲介役を担っています。 |
■投資信託やETF(上場投資信託)ってどこが作ってるの? |
投資信託会社や資産運用会社が作っています。 具体的な流れ
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■投資信託会社や資産運用会社ってどんなところがあるの? |
■投資信託会社や資産運用会社には、国内外問わず多くの企業があります。それぞれが独自の投資信託やETFを提供しています。以下は代表的な投資信託会社や資産運用会社の例です。 国内の主な投資信託会社・資産運用会社
海外の主な投資信託会社・資産運用会社
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閑話休題(インデックスファンド以外にはどんなファンドがあるの?) |
インデックスファンド
アクティブファンド
セクターファンド
バランスファンド
ターゲットデートファンド
インカムファンド
ヘッジファンド
社会責任投資(ESG)ファンド
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さて、投資信託には指数連動型(インデックスファンド)以外にも存在しますが、ここではインデックスファンドに投資せよ、と投資の神様であるバフェットが言っていますので、そこに焦点を当てます。
インデックスファンドに投資するといっても、インデックス(索引、値)にはどんなものがあるの?
■インデックス(指数)にはどんなものがあるの? | ||||||||||||||||||||||||||||
■国内の代表的な指数 S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が公表する、米国株式市場の株価指数のことを指します。 株価指数は、各銘柄の時価総額を合計した後に、基準点の時価総額合計で割る「時価総額加重平均型」で算出されます。ニューヨーク証券取引所、ナスダックに上場する企業から選ばれた500の銘柄の株価が対象です。
構成銘柄は定期的に見直されるうえ、幅広い銘柄より算出されるため、大きな銘柄に左右されにくくリスク回避しやすい株価指標の一つでしょう。
◎ナスダック総合指数・・・ナスダックとは、米国の世界最大のベンチャー企業向け株式市場のことです。構成銘柄には、Google・Apple・Amazon等、IT関連のハイテク銘柄が多く含まれます。 ナスダック株価指数は、時価総額の割合に基づいて構成銘柄の割合を変え、平均値を算出する「時価総額加重平均型」で算出される仕組みです。
市場に上場するすべての銘柄が対象であり、1971年2月5日の値を100として算出しています。もともとは中小型銘柄が中心でしたが、いまや大企業となった銘柄も残っているため、年々時価総額が拡大していることが特徴です。
NASDAQ総合指数とその他の米国の代表的な指数の違いまとめ
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■で、米国株指数のうち、どれが優秀なの? | ||
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これを見ると、どうも米国株だと、ナスダック100インデックスに投資するのが最もパフォーマンスが良さそうです。
新NISAでNASDAQ100指数に投資する方法 | ||||||||||||||||||||||
新NISAでNASDAQ100指数に投資するには、次の方法が挙げられます。 @成長投資枠でNASDAQ100指数に連動する「東証ETF」に投資する。 A成長投資枠でNASDAQ100指数に連動する「米国ETF」に投資する。 B成長投資枠でNASDAQ100指数に連動する「米国株投信」に投資する。 Cつみたて投資枠でNASDAQ100指数に連動する「米国株投信」に投資する。(※東証では「つみたて投資枠」ではナスダック100指数に連動する商品は存在しない。リスクがあるから。) NASDAQ100指数に投資するには、ETFか投資信託となります。 オルカンやS&P500、日経平均株価といった主要インデックスの投資信託は、つみたて投資枠でカバーされていますが、NASDAQ100指数の投資信託は対応していない銘柄が多いです。 つまり、NISAを使うのは基本庶民なんだから、コツコツ積み立てろよってこと。だから主要インデックスはつみたて投資枠でカバーされている。 でも、NASDAQ100のようなギャンブル性の高いものはそもそも保守的に積み立てるようなもんではなく、ドルコスト平均法を使わないギャンブル性の強いような成長投資枠でやれってこと。 つまり、つみたて投資枠でNASDAQ 100指数に連動する投資信託が少ないのは、リスク管理の観点からです。一方で、成長投資枠ではリスクを取っても高成長を期待する投資家向けに提供されるため、カバーされている場合が多いです。 そのため、成長投資枠で、NASDAQ100指数に連動する米国株投信への投資も選択肢になります。 投資枠と主要インデックスの対応状況
しかし、長期的に利益を出している、つまりパフォーマンスが最も高かったのだから、私個人の考えとしては、ナスダック100に投資すべきだと思うんですけどね。 もしそれがギャンブルだと言うのなら、そもそもS&Pに投資するのだってギャンブルでしょう?現金で持っておけ!!って話であって、でも、現金よりも過去の成績を総合的に見て、暴落もあったけど、長い目で見てS&Pのほうがパフォーマンスが良かったから、S&Pに投資しているんだよね?暴落もあるのに。この理屈がなぜかナスダック100になると成立しなくなるというのはおかしいと思うわけです。 |
閑話休題(ナスダック100指数に投資する方法として、投資信託、ETF以外にもあるの? | ||||||||||||||||||||||||||||
CFDというものもある。 NASDAQ100指数に投資する方法として、CFDや投資信託、ETFなどがあります。ここではCFD・投資信託・ETFの3つを比較します。
(※)信用取引の場合は、売りから入ることも可能 CFDは売りと買いの両方で利益を得られますが、投資信託は買いのみです。 ETFは信用取引で売りも可能ですが、基本は買いです。 またレバレッジが約10倍まで活用できるCFDは、投資信託やETFよりも資金効率の良い取引ができます。 ただし、レバレッジをかけた取引は、その分大きな損失を出すリスクが高くなることを覚えておく必要があります。 投資への取り組みやすさや資金効率の良さなどの観点から、NASDAQ100指数に投資するならCFDも選択の1つです。 |
■では具体的なナスダック100銘柄を見ていこう | |||||
NASDAQ100指数に連動する東証ETFとしては、次の銘柄が代表的となっています。 ◎NASDAQ100指数連動型の東証ETF一覧 ・【1545】NEXT FUNDS NASDAQ−100(為替ヘッジなし)連動型上場投信 ・【2568】上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなし 【2569】上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジあり ・【2631】MAXISナスダック100上場投信 【2632】MAXISナスダック100上場投信(為替ヘッジあり) ・【2840】iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジなし) 【2841】iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジあり) 【2845】NEXT FUNDS NASDAQ−100(為替ヘッジあり)連動型上場投信 および、 【2842】iFreeETF NASDAQ100インバース ※最後のこれは逆(インバース)です。
上記のことを考えると、 (結論:以下のどれでもいいから以下に投資すればよい) 【1545】NEXT FUNDS NASDAQ−100(為替ヘッジなし) 【2568】上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなし 【2631】MAXISナスダック100上場投信 (為替ヘッジなし) 【2840】iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジなし) ((これらは少なくともSBI証券では扱っています。)) あるサイトでは上記の中でも、1545をオススメしてましたが、まあどれでも一緒です。純資産が多いから流動性があるとか、そんな理由でほぼ同じです。 東証のNASDAQ100指数連動型ETFは、信託報酬0.22%で横並びとなっており、分配金利回りも変動しているため、【1545】【2631】【2840】の3銘柄で差はありません。
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NASDAQ100連動ETFとNASDAQ100連動投資信託10選 |
レバナスとは、米国のハイテク市場「NASDAQ100指数」のレバレッジ型ETFに投資することです。
「NASDAQ100指数」に連動する米国株ETFとして、次の銘柄を新NISAによる長期・積立・分散投資におすすめしています。
東証では長らく、NASDAQ100指数連動型ETFは、2010年8月16日に上場した野村アセットマネジメント運用の【1545】NEXT FUNDS NASDAQ−100(為替ヘッジなし)連動型上場投信だけでした。
新型コロナ相場などでNASDAQ100指数に注目が集まったこともあり、2020年以降はNASDAQ100指数連動型ETFが次々と上場しています。
そして、2022年11月16日には、NASDAQ100指数のレバレッジ型ETF【2869】iFreeETF NASDAQ100レバレッジが上場しました。
https://money-bu-jpx.com/news/article041170/
新NISAの成長投資枠では、レバレッジ型ETFは対象外となっているため、レバナスに投資することはできません。
新NISAの成長投資枠では、「デリバティブ取引を用いた投資信託・ETF」は対象外となっているためです。
つみたて投資枠でも、レバレッジ型投信は対象外です。
以上が米国株ETFについてでした。特にナスダック100がパフォーマンスが良いみたいでしたので、結論はそれを国内ETFで買うのがよさそうだということでした。
次に、国内ETFについても見てみましょう。
おすすめの国内ETF3選 |
では、つづいて具体的なおすすめETFを紹介していきます。 まずは、東証に上場している国内ETFから3つのETFを紹介していきましょう。 NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信【1321】は日経平均株価に連動するETF。20年以上の運用実績と約9兆円の純資産総額を持つ、国内ETF有数のETFとなっています。 日経平均株価指数は東証プライム市場に上場する銘柄のうち流動性の高い225の銘柄で構成された指数です。 トヨタやソニー、NTTといった日本を代表する銘柄で構成されているので、日本の大企業にまとめて投資したいのであればおすすめのETFといえるでしょう。 NEXT FUNDS TOPIX 連動型上場投信【1306】NEXT FUNDS TOPIX 連動型上場投信【1306】はTOPIXを連動対象とするETF。運用実績は20年以上と長く、純資産総額は19兆円を超える国内ETFで最も大規模なETFとなっています。 TOPIXは原則東証プライム市場に上場している全銘柄を対象とした指数なので、日経平均銘柄に比べて構成銘柄数が多く、2,000を超える銘柄で構成されています。 日経平均採用銘柄はもちろん、比較的小型の株式も含まれているため、小型株も含めて日本株に幅広く投資したい方におすすめです。 MAXIS 全世界株式(オール・カントリー)上場投信【2559】MAXIS 全世界株式(オール・カントリー)上場投信【2559】は国内ETFでありながら、全世界の株式へ投資できるETFです。 人気の投資信託eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のETF版のETFとなっています。全世界株式を投資対象としているため、分散という意味では有力な選択肢の一つといえるでしょう。 比較的新しいETFであり、純資産総額は200億円程度となっていますが、右肩上がりに増加し続けています。全世界株式に、低コストで簡単に投資したい方におすすめなETFです。
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同様に、MAXIS 全世界株式(オール・カントリー)上場投信【2559】と、米国のETFである「QQQ」を比較したグラフを見たい。 |
同様に、MAXIS 全世界株式(オール・カントリー)上場投信【2559】と、【1545】NEXT FUNDS NASDAQ−100を比較したグラフが見たい。 |
MAXIS 全世界株式(オール・カントリー)上場投信【2559】にはどんな企業が入ってる? |
MAXIS 全世界株式(オール・カントリー)上場投信(コード:2559)は、世界中の株式市場に上場している企業に投資するETF(上場投資信託)です。このETFは、以下のような企業が含まれています:
具体的な企業リストやその割合は、ETFの最新のファクトシートや運用報告書で確認できます。また、このETFはMSCI ACWI(All Country World Index)という指数に連動しているので、その構成銘柄も参考にできます。 |
日経225よりも厳選されたインデックスの代表的なものである。 |
以下に、厳選された銘柄を含むインデックスに連動するETFをまとめました:
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今までのデータだと、
そこで、上記の1〜4である以下の銘柄
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1990年1月を基準(100)として、2021年1月までの価格指数の変動を示しています。 このグラフから、それぞれのETFが異なる成長パターンを持つことが確認できます。 特に、MAXIS 全世界株式(オール・カントリー)が長期的には安定した成長を示していることがここからもわかります。 これは既にわかっていたことだが、 注目すべきは、これと同程度のパフォーマンスを出している NF 野村日本株高配当70【1577】 が同程度のパフォーマンスを誇っていることに驚き。 しかし、同じ狙いである他の高配当株はそうでもないことから、これはたまたまか? そう考えると、やはりオルカンだろう。 |
同様に、
のグラフが見たい。 |
すると、いままでトップのオルカンよりも優れたものが2つ。 JPX日経中小型株指数連動型上場投信【1593】 日経225連動型上場投信【1321】 だ。 あれ?以前は1321のほうが2559よりもパフォーマンスが悪かったはず。 |
S&P500指数、NASDAQ100指数、世界株(オルカン)について、主要投資信託の実績は次のようになっています(2024年2月末時点)。
指数 | 銘柄 | 直近5年間リターン | 年率換算 |
S&P500指数 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | +122.99% | +21.44% |
NASDAQ100指数 | iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | +164.09% | +27.98% |
MSCI ACWI | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | +243.39% | +17.40% |
2024年2月末時点では、直近5年間でNASDAQ100指数は年率換算すると約+28%ですが、これが30年続くかというと、ちょっと現実的ではないかと思います。
仮に、30年間でこの半分、平均月率+14%だった場合には、毎月5万円の積立で、30年間で2億7,464万円に達します。
資金効率という点で考えると、S&P500指数や世界株(オルカン)よりも、よりハイリスク・ハイリターンのNASDAQ100指数の方が、メリットを享受できると言えます。
レバナスの場合には、さらに資金効率が上がるため、少ない資金の場合には新NISAを使ったインデックス投資よりも効率的とは言えます(リスクも大きいため積極推奨はしませんが)。
NASDAQ100指数連動型ETFを全力信用買いする行為は「レバナス」と呼ばれていますが、当サイトでは推奨していません。
2021年11月までにレバナスをしていた人達は、2022年のドローダウンに耐え切れず死滅してしまいました。
2023年のNASDAQ反発を受けて、これからレバナスを始める人達も、いずれ同じ運命を迎えることでしょう。
強い口調で言いますが、レバナスをするのは終わっている人だけです。
そもそも、個別株で利益を出せるトレードスキルがあったら、レバナスなんてしません。
トレードスキルがなく、インデックス投資による長期の資産形成では満足できない、終わっている人達がレバナスに希望を持っているのだと管理人は思っています。
日常生活が楽しく、将来に希望を持っているなら、わざわざレバナスなどというリスクのある行為をするはずがなく、インデックス投資で十分です。
当サイトが推奨しているのは、NASDAQ100指数連動型ETFを、新NISAを使って、現物株で、長期・積立・分散投資することであり、レバナスは断じて推奨していません。
当サイトの趣旨からは逸れますが、そもそもレバナスをするなら、個別株のトレードスキルを身に付けた方がいいです。
https://naota22.com/1122/investment-9/
https://naota22.com/1122/investment-9/
結論、このサイトをみるとナスダック100がベストとわかります。オルカンよりもSPよりも。そして日経なんてダメなんで、結論はナスダック100だと思います。
また、そんなの、日経225とナスダック100とオルカンの10年のチャートをSBI証券で表示してみて、見れば一発じゃん。
その結果、やはりナスダック100が最高パフォーマンスでした。
よって、結論、ナスダック100を買え。
(結論:以下のどれでもいいから以下に投資すればよい)
【1545】NEXT FUNDS NASDAQ−100(為替ヘッジなし)
【2568】上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなし
【2631】MAXISナスダック100上場投信 (為替ヘッジなし)
【2840】iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジなし)
((これらは少なくともSBI証券では扱っています。))
では、これらはNISA枠の「積み立て投資枠」「成長投資枠」で購入が可能か?
【1545】NEXT FUNDS NASDAQ−100(為替ヘッジなし)は、
NISAの「成長投資枠」で投資可能です。
これは成長性が高い米国株のNASDAQ-100指数に連動するETFで、野村アセットマネジメントが提供しています。
ただし、このETFは「つみたて投資枠」では対象外で、
つみたて投資枠では、金融庁が指定する長期・積立・分散投資に適した商品(主に国内外の株式インデックス投資信託)での投資が求められます。
2025年から、
成長投資枠で1545を枠いっぱいに購入する。さらに積み立て投資枠では、投資せずに、翌年の資金に回し、翌年2026年に1545を枠一杯に投資したほうがよいかもしれない。
FIREするために投資するべき一覧
インデックス投資で資産を切り崩していく オルカン アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコース 配当利回り5パーセントは高配当株だ。 ナスダック100 全世界株式インデックス・ファンド iシェアーズ・ゴールドファンド |
・・・と思っていたら、さらにパフォーマンスのよいものを発見
グローバルX US テック・トップ20 ETF(2244)